二条土曜学習会
中学生、高校生対象の勉強会です。当社非営利地域奉仕活動です。
各生徒さんに適する「勉強のしかた」を探ります。
一般的な学習塾とはかなり異なります。
「学びと教えのプロ」教壇経験のある正規教員免状所有者が「学習活動のお手伝い」をさせていただきます。
広島畑賀土曜学習会の様子(高校生)。高校生は学年、学科、全日、定時、通信制の枠のない「完全生徒協業」で学んでいきます。
○ 対象
   京都市内にお住まいの中学生および高校生。
○ 場所と開催日時
   
   京都社会福祉会館(二条城北) 会議室。 毎週土曜日の 19:00〜21:00 
                               
    ※ 開場は17:30です。19:00まで自習にご利用下さい。会議室までは会館の案内掲示に従って下さい。      
    ※ 会場およびボランティアの都合により、開催しないときがあります。      
    ※ ボランティアのため、生徒さんの都合、また会場都合に合わせて開催します。飛び入りでの参加はできません。
      事前に必ず代表者までご連絡、お申し込み下さい。
○ 定員 
         10名
○ 指導可能な教科 
     中学生 : 理科および数学。(他の教科にも対応できます。お問い合わせ下さい。)
     高校生 : 自由討論・自学式(生徒協業)のため、現在の参加者によります。お問い合わせ下さい。
○ 参加料 
   
   完全実費制。(会場使用料、消耗品費用のみ頂戴します。)
   
   教科数によらず基本、月4回の参加で 3400円 (総額)
   
        ※ ただし会場都合、当方都合、自己都合などにより、例えば月3回の参加となった場合。
            3回分 2550円 (総額) 
        ※ ただし暦の関係上、月5回の参加となった場合。
            4回分まで。3400円 (総額)
     ※ 夏季休業中の学習会などについては別途、必要額。
     ※ 当会主催の大学研究室見学などの場合、その交通費などの実費。
     ※ 高校生は、研修旅行等もできます。(中学生は不可。)この場合、参加者で旅行先、費用等を
        協議決定され、その積み立てを当会で行いますので、追加でその月分割積立金。
○ テキスト等
   学校でお使いの教科書、副教材(問題集など)。新規に購入していただくものはありません。各自、ご持参
   頂いたものをそのまま使用します。
○ 注意事項
   ☆ 当会の内容と特長より、自主的に学ぶ態度のない方のご参加は固くお断りします。効果はなく、また、
      他の生徒さんの学習活動の妨げになります。ご参加に当たっては保護者の同意と許可を求めますが、
      あくまでもご本人の意思無きご参加は固くお断りします。
○ 開催主旨
   本スタイルの学習会は広島市東部、畑賀地域で生まれました。不便な地域、中学校まで片道3〜5(km)を
   徒歩または自転車で通学、高校までは最寄の高校でも15(km)以上もあり、進学塾など無論、ありません。
   ついには遠方の塾、その通塾中に生徒の交通事故が発生したことから、地元在住の文科省OB、大学教授、
   現職教員、教員OB有志が立ち上がり、研究を重ね、地元研究系企業と町内会の協力を得てはじめました。
   すぐに高い効果が顕れ、現在では会場の都合から、常に定員ぎりぎりでの開催が毎週、続いています。
   京都でも「すぐ近くで、短時間で効率よく学ぶことのできる場を」の声にお応えできることを願って開催します。
○ 内容と特長
   @ 「非営利」ならでわの独特の「臨機応変」
      下記、講師募集の通り、講師は全て授業料を受け取らないボランティアかつ、教員免状所有者で相当な
      現場経験、自己研鑽を重ねた者に限っています。すなわち講師は本気、「ライフワ−ク」として「教えの道」
      を極めたい者です。そのかわり、生徒さんにも「真摯な学び」を求めます。このことから生まれるのが、
      独特の「臨機応変」、高度な個別、一斉、自由討論です。生徒さんの「必要」に応じ、細かく進めていきます。
      
   A 各生徒さんに適する「勉強のしかた」を細かく探ります。 〜「わかる」と「できる」は大違い〜
      「わかっているのだけれど成績が伸びない。」とよく言われますが、それは「本当に自分で構造的に理解
      していないから。」です。例えば「丸暗記」、つまり、「うのみ」では、「断片的な知識」が頭の中に散らかる  
      ばかり、整理できなくなり、肝腎の「知識の組み合わせ」ができなくなってしまいます。
      知識も頭の中で「整理整頓」しないといけません。整理整頓で肝腎なこと、例えば本を整理するには、まず
      本棚を用意し、分野別に棚分けをして、そこに本を並べていく=「整理整頓の方法」を考えることですが、
      勉強も全く同じであり、まずはとにかく整理整頓の方法=「勉強のしかた」を「自分で考えられるようになら
      ないといけない」のです。
      すなわち、「成績」は「自分に合った勉強のしかたがわかれば、誰でもアップする」ものであり、字義の通り、
      あくまでも「結果」にしか過ぎません。「自分に合った勉強のしかたを見つける」のが「本当の勉強」であり、
      「成績をあげること」=「勉強」ではありません。「本当の勉強」に「成績」は「必ず比例する」もの、これに
      「例外がない」ことは、統計的に証明されています。
      「学び」は生まれたその瞬間から死ぬ日その瞬間まで続きます。だから「学び」は常に楽しいものでなけれ
      ばならず、「勉強」=強いて勉めるものとなってはいけません。しかしヒトの脳は残念ながら、「学んだことを
      理解する」ために練習、すなわち「勉強」を要します。しかもそれは個人によって「最適となる方法」が違い
      ます。ここを最終的に「自分で見つけ出すことができるようになる」のが本学習会の目的であり、そのための
      「お手伝い」を本学習会はします。
      勉強そのもの、すなわち例えば問題集の1問1問をいちいち学習会でやっても効果は?ですから、これは
      基本的に各生徒さんの「自主的」な「予習、復習」に任せます。
      実際、「プロの教師のプロの仕事」は「各生徒さんに適する勉強のしかたを解明すること」であり、併せて
      知識の教授はしても、学びを強いる=「勉強させる」は「職務外」です。
   B もっと具体的には?
      初等教育、すなわち中学生は「どうしてもこれだけは覚えておかなければならない」ですから、基本、学校
      の教科書、プリントなどを中心とし、個別に「わからないところを先生が見つけて先生が教える。」で進めま
      すが、中等教育、すなわち高校生は、「わからないところを自分で見つけ出し、自分で学ぶ。」がポイント
      ですから、個別、学校の教科書、プリントなどを中心とし、個別に「最適となる学習方法を先生が見つけて
      教え、自分で学ぶ。」で進めます。
      従って高校生では、先生がリーダーとなり、生徒同士での「自由討論」、すなわち「学習情報交換会=
      教えあい」として進めます。
      「教え合い」は最も学習効果の高いものです。「他人に教えることは「取材」すること」ですから、「他人に教
      えることは自らがより深く学ぶこと」、当然、最も学習効果が高く、かつ最も楽しいものになります。一般
      社会ではどこでもそうなっていますが、それはヒトの脳の動きからして、ごく自然、合理的なものであり、
      学校での勉強、受験勉強も全く例外ではありません。
      そこで具体的に本学習会では、学校枠などを取り払い、例えば工業科の生徒さんが普通科の生徒さんに
      得意の理科系科目を教える、逆に普通科の生徒さんが工業科の生徒さんに得意の文科系科目を「生徒
      目線で教える」「生徒協同」とし、その課程の全てを字義通り、「先達」である「先生」が細かく観て、各生徒
      さんに適する「勉強のしかた」をアドバイスします。
      すなわち、和気藹々とした中、日本に不可欠な「何でもこい」の「広くある程度深い知識を持つ人」の「基礎」
      を涵養し、最終的に自らの進路、専門を決定していただくことを目的としています。
      従って高校生は、普通科、工業科、農業科、商業科・・・どの学校、専攻科の生徒さんも歓迎しています。
      進学もよし、就職もよし、しかしやるからには本気でその道を極めなければ人生はおもしろくない。本学習会
      の本質は、そのための「お手伝い」をすることです。
   C 学校での学びを「補う」学習会です。
      上述の通りですから、あくまでも学校を基本として進めます。
      すなわち「学校を大切にする」、学校での授業のうけ方、ノートの取り方など「勉強の基礎」から「学校の
      宿題」、学校の授業でわからなかったところの復習、進学などに必要な「勉強のしかた」を習得、さらに
      学校では普通、扱わない「ハイレベルな問題」にも「自力で対応できる」ようになっていただくことを目的と
      しています。
      従って「補習」からいわゆる「難関校対策」までご利用いただけるのが特長、また学校教員・経験者である
      正規「教えのプロ」が最新の教育学的知見より科学的に個別に緻密な計画を立て、週1回の短時間指導
      で最大限の教育効果を狙うことから、経済的かつ効率的であるのも特長です。
      非営利の学習会であることから、例えば「補習」目的でご利用の場合「自学自習」ができるようになり、
      成績向上が順調となったら、退会のおすすめもさせていただきます。
      
○ 講師募集につきまして。
   ※ 本学習会の開催主旨にご賛同下さる講師(ボランティア)を以下の通り募集しています。
      ○ 募集人数  若干名 (交代で従事して頂ける、いわゆる「自発的教員研究グル−プ」様を歓迎します。)
      ○  従事        18:30〜21:30 毎週土曜日。
      ○ 待遇     交通費及び消耗品費支給。授業料の支給はありません。
      ○ 応募資格  以下の1.〜 6.の条件を全て満たされている方。
                1.京都市内にお住まいの方。
                2.学校以外での一般社会人経験5年以上の方。(雇用形態は問いません。)
                3.中学校、高等学校教諭1種または専修免状所有の方(教科不問。ただし両校種所有
                  の方を優先します。またいわゆる旧免所有者につきましてはその有効、失効を問いま
                  せんが、新免所有者につきましては、現在有効であることを求めます。なお、次期学習
                  指導要領対応のため、英語でご応募下さる場合には、実用英語技能検定1級または
                  相当者であることを求めます。)
                4.通算して中学校、高等学校での教員経験3年以上の方。(雇用形態は問いません。
                  ただし管理職(校長、教頭、教育委員会等)としての従事期間は認めません。)
                5.教育に関する論文(大学からの論文に限ります。また学位取得論文は含みません。)
                  を一以上発表されているか、一以上の特許を取得されている、またはこれらに相当する
                  と認められる方。ただし「教員グル−プ」の場合、グル−プ内に1名以上、該当される方
                  がおられ、グル−プリーダーとなられていれば結構です。
                6.善良な社会常識を有し、教育学的見地から生徒の学力分析と指導のできる方。
       ○ 選考           1.面接。(いわゆる「教員グル−プ」様の場合、代表者様との面接とさせていただきます。)
                2.学識調査。(校長、教頭、教育委員会等経験者のみ対象です。1.の面接に加えて受検
                  して頂きます。「法規」と「小論文」の2科目です。「法規」では、六法、教育関連法の理解と
                  応用(判例の解説)、「小論文」は教育実践に関して論じて頂きます。京都大学学識経験者
                  による出題です。)
       ○  問い合わせ    電子メ−ルでお願いします。
             ○  その他      本会では各先生の良心的教授を尊重します。基本的な形式は上述の通りであり、遵守頂く
                          ところはここだけです。その他については、開催会場の利用規定を遵守していただきます。
                
   ※ 他県の校外活動にて不正入試につながる現職高等学校教員の学習指導行為が発覚しました。当然のことでありますが、
      本会でも、高等学校に勤務されている方は、当該高等学校を志望されている生徒の指導に携わっていただくことはできま
      せん。また大学に勤務されている方も、当該大学を志望されている生徒の指導に携わっていただくことはできません。
お問い合わせ・お申し込みは
電話 090−4577−0399 (代表 今田)
※ 昼間のお問い合わせには即応できないことがあります。折り返しご連絡させて頂きます。
        
○ Q&A
Q.学習会の雰囲気はどうなのか?
A.学校枠などを撤廃していることから自由闊達です。学校ではおとなしくされている生徒さんも驚くほどに
  饒舌であったりもします。「本音討議」ですから例えば「高校の本当の価値」を知り、他校の生徒さんと
  親しくなられることも多くあります。本会では「他者を蔑視する生徒」は受け入れません。蔑視行為
  が認められた場合、その場で退場、以降の参加もお断りしますのでご注意下さい。(強制退会)
  他者を蔑視することは「他人の意見を聞かない」ということであり、本会での学習効果は全くありません。
Q.受験用に利用したいのだが、併せて進路指導もできるのか?
A.できます。現場経験のある所定教諭免許兼職業訓練指導員免許所有者がご相談に応じさせていただきます。
  むしろ上述、内容と特長の通り、すなわち進路(志望校)をはじめに決めてからの受験指導になります。
Q.成績競争、成績順位発表などをするのか?
A.勉強は自分自身との闘いであり、他人との闘いではありません。従って全く無意味なことであり、一切しま
  せん。それぞれ必要な実力をつけていただくための「お手伝い」をさせていただきます。
Q.「やる気」を起こさせるために参加させたいのだが。
A.何か好きなこと、夢、目標はありますか?具体的なものでなくてもかまいません。「好きこそものの上手
  なれ。」であり、好きなことがなければ、勉強は辛いだけのもの、「やる気」になりません。「好きなこと
  を見つけてみたい。」でのご参加は歓迎しますが、「強いて勉める」ためだけのご参加はお断りします。
  また「やる気があれば何でもできる。」というのは間違いです。「できることがやる気を生む。」です。
  人は「自信」が全てです。「自らを信じることのできるところを見つけてみたい。」の参加も歓迎します。
Q.「塾の宿題」はあるのか?
A.学校で使用されているご本人のテキスト、副教材を使用しますので、ありません。ただし、「わからない
  ところがわからない」場合には、「それを探るために特別に」出すことがあります。
  受験勉強であれば、実は多くの問題集などをこなす必要はありません。大学受験でもせいぜい2冊こなして
  おけば十分です。単に「わからない問題を放置する」ことがいけないのです。学校で副教材が全く用意され
  ないのであれば別ですが(=確かに昔は教科書以外のものはありませんでしたが。)今は中学校でも十分に
  用意されますから、とにかく学校の授業を大切にし、それをきちんと丁寧にこなすことが大切です。
  実際、京都市の公立中学校で使用している副教材は厳選されており、学習塾に通わなくても「自学自習」
  でいわゆる難関校合格も十分可能、このため本会ではこの点について特に細かく指導します。またゆえ
  に、学級崩壊などで授業を受けたくてもまともに受けられない、最悪は不登校になられた方などを除き、
  「学校の授業をサボって塾で勉強」の方のご参加を固くお断りしている次第です。大体、学校の授業を「意
  図的に」混乱させるような者は、どんな学習塾でいくら勉強しても希望の学校に合格することはできません
  し、特に本会は非営利、有志による、短時間で効果を狙う学習会ですから、この点は非常に厳しい「選抜」
  を実施します。
Q.合格校実績は?
A.受験は、ご本人の希望される学校に進むことができればよいわけであり、決してご本人の「今の成績で進学
  できるところに行く」ものではありません。進みたい学校の要求する学力レベルに達するための受験勉強
  であり、本会として「有名○○大学何名合格」などを発表することなど、全く意味の無いものと考えていま
  す。
Q.どのくらいの期間の利用で効果が顕れるのか?
A.勉強は「わかった!できた!!」と「面白く」感じられたら、その時点で「成功」です。
  すなわち「私はこのようにすると、効率よく勉強を進めることができる。」と思えたときからです。
  スタート時の学力レベルもありますが、肝腎なことは「自主的に学びたい」と思うことであり、これがあれ
  ば、参加初日からすぐに効果が顕れます。しかし逆にこれがなければいつまでたっても効果は顕れません。
  本会では「わかった!できた!!私はこうすればよい。」となって頂くための「サポート」をしています。
  ただ、補習にしても受験にしても「成果」につなげるためには、どうしてもある程度の時間がかかります。
  概ねですが、補習で1ヶ月、高校受験で6ヶ月、大学受験で12ヶ月程度が最短とお考え下さい。
元祖、畑賀土曜学習会誕生うら話。〜それは深刻な学校荒廃と生徒の交通事故被害からはじまりました〜
学校荒廃は本会発祥の地、学校以外に学習場所のない不便な畑賀地域では特に深刻な問題でした。なるほど、都会地ではいじめに遭ったら近隣校への転校といった回避策もありますが、畑賀では物理的にそうはいきません。従って回避策は唯一、不登校になるだけです。しかしそうすると学習は全て自宅での「自学自習」、一体どうすればよいのか。
畑賀地域はもう一地域と接し、両地域の生徒が同じ中学校に通学していますが、その地域性は全く異なります。すなわち昔ながらの町、近所付き合い濃厚で伝統行事も盛ん、何にしても町民総参加の畑賀と異なり、隣は早くから都市化の進められたベットタウン、三大都市圏からの転入者も多く、近所付き合いのほとんどない「大都市」です。このため「地域ぐるみでのいじめ、非行抑制」ができません。中学校では「田舎者で少数の」畑賀の生徒がいじめのタ−ゲットにされるのが常、その内容も大都市型の辛辣なもの。さらに中学校の廊下には酒瓶、煙草の吸殻が散乱し、煙草を咥えながら生徒が堂々と登下校、見かねた地域の大人が注意すると、ナイフをちらつかせて脅すほど、地域として学校に申し入れをしたところで学校も教育委員会もどうすることもできない、そしていつも最悪の事態となってから警察に渡すしかない厳しい状況でした。折りしもインタ−ネットの普及が進みはじめた頃、結果、中学校は全国指折りの荒廃した学校として全国に知られるようになってしまいました。(当時。現在ではその後の不景気による大幅な世帯数減、大幅な生徒数減などにより「自然消滅」しています。)
そしてこのような状況の中、大学合格を目指し、片道1時間半をかけて通塾していた畑賀の高校生がその通塾中(深夜の帰宅中)に交通事故に遭ってしまいました。本地域の国道はまた全国ワ−スト1の交通事故多発箇所(当時。現在はバイパス開通により解決しています。)であり、深夜は特に危険、危惧されていたことが現実になってしまいました。「公にはできない。何たることかであるが、目前の子供たちに待ったはなし。地元、自力で子供たちを護り育てる以外にはない。」幸い畑賀には、欧州経験のある文科省OB、長年、学校問題に携わってきた教員OB、また教育学の専門家、精神科医など人材は揃っています。早速、「有志による私的協議会」が作られ、大学などとの連絡を密にしての検討が開始されました。
当初、意見はばらばらで全くまとまりませんでした。当時はまだ客観性に乏しい資料しかなく、各者の独自研究によるところが大きかったためです。しかし「激論」を交わすうちに、ひとりの発言、「皆さん、冷静になりましょう。これでは私たちもいじめ加害者と変わりません。大人がこれでは子供は変わるわけがありません。」で、皆が気付いたこと、それは「相手も専門家。まずは相手の主張を尊重する。」でした。自信とプライド、そして「一刻も早く何とかしたい」の思いからの「激論」、しかし「本物のプライド」「本物の学識」は「相手の主張も受け入れること。」ですし「早く何とかする」には、喧嘩をしていては駄目。分野を超え、協力して客観性を導き出す。皆、恥ずかしい、自分自身で自分のプライドを傷つけてしまったと思いました。
「異論反論は全員の主張を聞いてから。」これを「暗黙のル−ル」としてから話が進みはじめました。専門家同士の「生の知識の横つながり」が形成され、実現可能な、望ましい姿が見えてきました。誰も伊達に何十年も研究、実践してきたわけではありません。そこをお互いに尊重して知恵を結集する。最後には人間的にも相互理解が進み、「よ〜し…これでいこう。」になりました。
例えばいじめの原因には大きく2タイプあり、ひとつが「犯罪型」、もうひとつが「他者否定型」であることが「知識の統合」によりわかり、ここから「回避策」がみえました。欧米に「いじめ」という言葉はありません。これは、前者は別として後者は概ね12歳以上では「他者を否定する者は自らもまた他者によって否定される。」の「自己倫理観」によって「自然に抑制されている」ためであることがわかり、これが本学習会の考え方の基本となりました。すなわち学習阻害の原因も同じところにありますから、ここを押さえれば、あとは単純に「高効率の方法」だけ、世界最高の平均学力を維持し続けている北欧型教授方法を導入すれば効果が得られるはずです。
また教師の「プライド」は「学びと教えのプロ」であることの「自己認識」からであり、ここに「安定した生活を保証する以上の金銭や待遇」などが介入、「引き換えに」、いわゆる「ノルマ」、これに伴う「余計な管理」などが入ると、実は満足な教授ができなくなる、そして「本物の教師」には「聖職者でありたい」の「欲望」があるから、その欲望に本当に応えるためには「教務自体はボランティア」とする必要があり、またさもなくば「本物の教師」=有能な教師は集まりません。
全てをまとめて町内会会議に提出、町内企業また社会福祉協議会の協力を得て実施に踏み切りました。協議会結成より実に7年が経過し、周囲、社会状況も大きく変わっていました。
しかし効果はすぐに顕れました。それはいかに周囲、社会状況は変わっても「求められる教えは普遍」だからです。今はいじめなどによらない不登校、高校中退の問題などが深刻ですが、「対症」ではなく「根治」を目的とした7年間の各専門家の相互協力による研究の積み重ねは大きく、これらにもほぼ常に迷いのない迅速対応とそれによる効果を生んでおり、広島市教育委員会なども一目置く強力な意見団体に成長、現在では遠方からの1回だけの受講者(ご相談者)も受け入れる、忙しい状態になっています。

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